「センスがないので、きれいに生けられません」。レッスンで最も多く聞く言葉です。けれど、花あしらいの美しさの大部分は、感覚ではなく構造で説明できます。この記事では、Sissi Kreativ Labが教えている「なぜ美しいのか」の考え方を、入り口だけご紹介します。
「センスがない」は、たいてい誤解です
うまく生けられないとき、原因は「感性が足りない」ことではありません。多くの場合、次のどれかです。
- 花と花のあいだの空間を意識していない
- すべての茎が同じ方向・同じ長さになっている
- 色を「好きかどうか」だけで選んでいる
これらはすべて、感性ではなく判断の基準を持っていないことから起きます。基準さえ分かれば、次の一本をどこに挿すかは自分で決められるようになります。
ドイツ造形理論は、美しさを分解する
ドイツのフローリスト教育では、作品を線・面・形・空間という要素に分解して考えます。「なんとなく良い」で終わらせず、どの要素がどう働いて印象をつくっているのかを、言葉にしていきます。
たとえば同じ花材でも、茎の長さに差をつけるだけで動きが生まれます。中心を少しずらすだけで、静止していた形に方向が生まれます。これは偶然ではなく、意図してつくれるものです。
色は「好み」ではなく、設計できる
色彩理論も同じです。「この組み合わせが好き」で止まらず、なぜその配色が落ち着いて見えるのか、なぜ緊張感が出るのかを、理由から説明します。理由が分かれば、好みではない色を頼まれたときにも設計できます。仕事として花を扱う方ほど、ここが効いてきます。
大切なのは「自宅で再現できるか」
お手本をそのまま真似ると、教室ではきれいにできます。けれど家に帰ると、花材も器も違うので再現できません。理由から理解していれば、条件が変わっても自分で判断できます。Sissi Kreativ Labが理論から教えているのは、そのためです。
まずは一度、体験してみてください
文章で読むよりも、実際に花を手にしながら聞くほうが、はるかに早く腑に落ちます。マンツーマンのプライベートレッスンは、通常8,800円のところ初回モニター価格5,500円・花材費込みでご受講いただけます(先着5名限定)。
花屋に勤めていて技術を伸ばしたい方はプロフェッショナルレッスン、店舗経営から見直したい花店オーナーの方は県外オーナー向け一日集中サポートもご用意しています。
